皆さん1年間お疲れさまでした!
2024年も早いもので、あっという間に今年最後の株式相場が終わりました。
今年の相場を振り返ってどうでしたでしょうか?
米国相場が絶好調だった一方で、日本相場は胆力を問われる精神的に苦しい相場だったと思います。
本記事では今年の相場を振り返りつつ、私の成績と現在のポートフォリオを公開していきます。
また、2025年の投資方針についても触れたいと思います。
2024年の株式相場ハイライト
2024年の日経平均は3月くらいまで絶好調だったので、「今年はラクショーだなー」と思ってたんですが、そこからずーっと横ばいだったので1年を総括すると、個人的にはけっこう辛かった印象です。
結果的に、2024年の日経平均は3万9894円で終わり、年間の上げ幅は6430円(+19%)でしたのでパフォーマンス自体は悪くないと思います。
2月にバブル後の史上最高値を超え、7月には4万2223円の史上最高値を更新しましたが、8月に-4451円の史上最大の下落幅を記録したりと色濃い1年だったと思います。総理も石破に代わりましたしね。。
ドル円の為替は、年初140円台でしたが現在は156円になっており、1年間で16円も円安に進みました。
日本は輸入品の多いので、この円安でさらにインフレに拍車が掛かった感じですね。
米国相場を見てみるとダウ平均株価、ナスダック、S&P500の3指数とも史上最高値を更新し続けていて、1年を通して絶好調でした
その中でも、SP&500は+26%と日経平均よりも大きくアウトパフォームしました。
トランプが大統領に当選するというビッグイベントもあって、株価も仮想通貨も一段上昇してご祝儀相場。
米国も濃い1年だったと思います。
日本は石破総理に決まってもご祝儀相場にならず、むしろ株安という対極的な相場でしたが、来年は日経平均5万円を目指して上がって欲しいですね。。
2024年の成績と現在のポートフォリオ
まずこちらが現在の私のポートフォリオになります。
株式が全体の77%を占めていて、日本株:米国株の割合は約2:1の比率になってます。
後で触れますが、リスク分散のため日本株、米国株の比率は今後見直していきます。
また、不動産は積算評価で見積もっていて、築古なので建物価格は0円で、土地の価格のみを評価額に記載してます。
株式は長期投資でやっているので、売買頻度はわりと少なめで、狼狽売りせずしっかりホールドするというスンタンスでやってました。
不動産に関しては1年前に購入して、今年の7月からようやく家賃収入が得られるようになりました。
2025年は資産管理法人を設立して、アパート購入することを目標にしています。
この不動産の分野に最も時間を割いて、全力で取り組む予定です。
現在の保有銘柄は以下のような感じです。
日本株の保有銘柄
No. | 銘柄 | 保有数 | 評価損益 |
1 | みずほフィナンシャルグループ | 100 | +233,600 |
2 | 三菱商事 | 300 | +330,900 |
3 | ショーボンドホールディング | 100 | -11,800 |
4 | JT | 100 | +165,200 |
5 | 住友商事 | 100 | +43,700 |
6 | 武田薬品工業 | 100 | +37,000 |
7 | クラレ | 100 | +113,650 |
8 | 大林組 | 200 | +239,400 |
9 | ANAホールディングス | 100 | +40,350 |
10 | 九州旅客鉄道 | 300 | +374,400 |
11 | 東海旅客鉄道 | 100 | +900 |
12 | 中外製薬 | 100 | +285,700 |
13 | 日本航空 | 300 | +61,350 |
14 | セントケアホールディングス | 100 | -8,600 |
15 | 三菱UFJフィナンシャル・グループ | 600 | +539,800 |
16 | 三井住友フィナンシャルグループ | 600 | +1,449,300 |
17 | 日本取引所グループ | 200 | +114,200 |
18 | KDDI | 300 | +381,300 |
19 | 伊藤忠商事 | 100 | +398,200 |
20 | オリックス | 100 | +77,000 |
21 | NTT | 2500 | +40,000 |
22 | 三井物産 | 200 | +340,800 |
23 | 任天堂 | 20 | +73,640 |
24 | 東京センチュリー | 440 | +169,360 |
25 | 花王 | 100 | +60,800 |
26 | 日本M&Aセンター | 100 | -6,180 |
27 | 日本ケアサプライ | 300 | +120,800 |
28 | 沖縄セルラー | 300 | +466,500 |
29 | 全国保証 | 100 | +73,600 |
30 | ヒューリック | 300 | +12,200 |
31 | 日産化学 | 100 | +50,800 |
32 | 東京海上ホールディングス | 100 | +283,400 |
33 | SRAホールディングス | 70 | +72,800 |
34 | イー・ギャランティ | 100 | +61,400 |
35 | 信越化学工業 | 10 | +10,110 |
36 | 丸紅 | 100 | +24,250 |
37 | アサヒグループホールディングス | 10 | -6,992 |
38 | iシェアーズ 日経225 ETF | 3 | +3,840 |
今年は新NISAで日本株は購入しませんでした。
後で紹介する米国ETFに全て割り振っています。
特別口座で売買した株は以下の通りです。
米国株の保有銘柄
No. | 銘柄 | 保有数 | 評価損益 |
1 | ハイイールド社債ETF(HYG) | 20 | +47,208 |
2 | シニアローンETF(SRLN) | 30 | +38,142 |
3 | 米国総合債券市場ETF(AGG) | 74 | +87,131 |
4 | ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ) | 14 | +34,081 |
5 | コカ・コーラ(KO) | 36 | +80,911 |
6 | 米国トータル・ストック・マーケットETF(VTI) | 81 | +853,217 |
7 | S&P500高配当株ETF(SPDR) | 25 | +41,871 |
8 | iシェアーズ 高配当株ETF(HDV) | 18 | +86,504 |
9 | 米国エネルギーセクターETF(VDE) | 10 | +80,637 |
10 | ベライゾンコミュニケーションズ(VZ) | 58 | +73,012 |
11 | AT&T(T) | 109 | +125,580 |
12 | プロクター&ギャンブル(PG) | 16 | +115,800 |
13 | アッヴィ(ABBV) | 16 | +157,631 |
14 | シェブロン(CVX) | 14 | +78,984 |
15 | バンガード米国増配株ETF(VIG) | 47 | +41,451 |
16 | マイクロソフト(MSFT) | 3 | +92,881 |
17 | バンガード長期国債ETF(EDV) | 77 | -47,571 |
18 | インド株収益ファンドETF(EPI) | 51 | +98,364 |
19 | USバンコープ(USB) | 20 | +59,733 |
20 | バンガード短期国債ETF(VGSH) | 10 | +6,048 |
21 | バンガード米国高配当株式ETF(VYM) | 11 | +22,493 |
新NISAの成長投資枠は全て下記の3銘柄に投資しました。
米国株の比率を増やして、分散投資することが目的です。
また、特別口座では国債を買い増してます。
投資信託のポートフォリオ
No. | 銘柄 | 保有口数 | 評価損益 |
1 | eMAXIS Slim 全世界株式 | 535261 | +168,108 |
新NISAの積立投資枠は全てオルカンのみを購入しました。
2025年も継続して購入予定です。
暗号資産のポートフォリオ
No. | 銘柄 | 保有数 | 評価損益 |
1 | ビットコイン(HYG) | 0.0842291 | +904,439 |
2 | イーサリアム(ETH) | 0.364852 | +123,340 |
3 | リップル(XRP) | 1,280.71 | +355,607 |
4 | ステラルーメン(XLM) | 2,022..58 | +70,030 |
仮想通貨は数年前に購入して以来、一切売買せず放置しています。
ビットコインの半減期の影響や、トランプ大統領の発言で暗号資産全体が大きく値上がりしました。
2025年は大きく下がるかもしれませんが、このまま「放置」で方針に変更無しです。
2025年の投資方針
2025年の投資方針は、米国株インデックス(S&P500)と全世界株、米国債の3つを重点的に買おうと思ってます。
あくまでも私の考えであって、参考程度に見てもらえたらと思います。
具体的な銘柄だとこんな感じですね。
2024年と同じ銘柄を継続的に購入し続ける予定です。
というのも、2025年は正直まったく展開が予想できてなくて、もっと合理的なポートフォリオにしてパフォーマンスを安定化させたいと思ったからです。
改めて自分のポートフォリオを見返してみると、日本の個別株の割合だけで約50%と非常に偏りがある状態になっていて、S&P500や全世界株への投資割合がまだまだ小さいです。
長期投資において、S&P500インデックスへの投資には、プロの機関投資家でも8割が負けると言われているので、これ以上優れた投資先は殆ど無いです。
これ以外のインデックスでS&P500を上回るパフォーマンスは現状ありません。
もちろん、米国のS&P500が一生強いということも無くて、冴えない期間も当然あったりするので、全世界株にも投資することでリスク分散したいと考えてます。
全世界株は、ほぼ全ての国に投資できるので世界人口の増加や経済活動に歯止めが掛からない限り、株価の上昇が期待できる優れモノで、S&P500と甲乙は付けられません
なので、S&P500や全世界株への投資がリターンの最大化を目指すうえで合理的な投資先になるのですが、それを分かっていても「いろんな株を買いたい」という趣味としての投資マインドがはたらいて日本株を多く買ってました。
というこで、2025年は「趣味で楽しむ」気持ちを抑えて、S&P500や全世界株の購入にウェイトを置くつもりです。
あとは増配が期待できるVIGとVYMにも投資を続けて、より安定した配当を狙いたいと思います。
S&P500や全世界株でも停滞局面が来ると投資を続けるメンタルが辛くなってきますが、VIGとVYMはそんな状況でも増配が期待できるので、精神的な負担がかなり軽減できます。
しかも、安定した配当によってどちらも株価の下落耐性が強いので、2025年のように先が見通せないときには投資先としては選びやすいと思います。
最後に米国債ETFのEDVとVGSHですが、こちらは「高配当」と「暴落への備え」の目的で買うつもりです。
米国債はかれこれ2年ほど下落が続いてますが、分配金(配当)利回りが驚異の4%になってます。
国が発行する“国債”で利回り4%というのは、かなり異常だと思ってます。
この下落トレンド中でも、私は定期的に買い増しを進めてますが、今のところ結構なマイナスです。笑
それでも、利回りの高さは魅力的ですし、何より世界的な株価の暴落が起きた際には国債は値上がりするので、暴落が起きてもポートフォリオ全体ではマイナスを軽減できるクッションとしての役割が期待できます。
こうした「暴落への備え」の観点でも、ポートフォリオの10%くらいまで国債を買い進めたいと思ってます。
本記事は以上になります。
皆さんの投資に、少しでも参考になれば幸いです。
最後に、私の書いた考察通りに必ず株価が動く訳ではありませんので、その点をご了承いただいた上で、投資の際は自己責任でお願い致します。
最後まで御覧いただきありがとうございました。
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