今週(8/5~8/9)は下落幅・上昇幅がともに歴代1位を記録した歴史的な1週間でした。
- 8/5(月):-4451円で歴代1位の下落幅。
- 8/6(火):+3217円で歴代1位の上昇幅。
株式を13年やってますが、こんな状況は初めてです。
こういうボラティリティが高い時は、上げても下げても怨嗟の声が溢れます。
「ストップ安で損切したのに、翌日にストップ高してた…」
「空売り仕掛けたら焼かれた…」
やることが全て予想と裏目に出て株式市場から退場者が続出します。
ですが、まずは生き残りを最優先にして、相場に居続けることが大切です。
そこで、本記事では日経平均の振り返りと、今後の対応について解説していきます。
難易度MAX!今週の相場振り返り
冒頭でも触れましたが、今週は下落・上昇ともに3000円超の乱高下相場となりました。
一撃がデカすぎるラリってた相場だったという印象です。
8/5(月)の大幅下落では、伊藤忠商事、東京エレクトロン、三井住友FG、東京海上HDなど名だたる大企業が軒並みストップ安して、見たことのない異常事態。
新NISAから始めた初心者、信用取引で焼かれた人など多くの人が退場しました。
ちなみに、私は今週-64万円の評価額が減り、直近4週間だと毎週マイナスでして合計で-316万円が吹き飛びました。
それでも長期的に見れば、株式は右肩上がりという信念をもって相場に残ってます。
この Very Hard Mode な相場で生き残れば、確実にレベルアップして「勝てる投資家」へと成長していくはずです。
退場すればチャンスは皆無ですが、生き残ればチャンスは常に巡ってきます。
なので、相場には居続けるようにしてください。
では、1週間の下落幅・騰落率を確認してみましょう。
No. | 上昇幅・下落幅 | 騰落率 |
8/5(月) | -4451円 | -12.40% |
8/6(火) | +3217円 | +10.23% |
8/7(水) | +414円 | +1.19% |
8/8(木) | -258円 | -0.74% |
8/9(金) | +193円 | +0.56% |
とにかく8/5, 8/6のボラティリティ(変動幅)がデカい!
週後半にかけて、徐々に落ち着いてますが、乱高下はまだ1, 2週間ほどは警戒した方が良さそうです。
ちなみに、金曜終値のダウ平均は+51.05ポイント(+0.13%)、ナスダックは+85.28ポイント(+0.51%)で小幅上昇してます。
日経平均先物は+249円(+0.71%)で取引を終了しているので、週明けの火曜日は小幅上昇で開始すると思います。
ただし、直近では強気になれる材料が全くないので、上値は限定的になると予想しています。
その対策として、私は次に紹介するような投資戦略で構えています。
今後の日本株の見通しと投資戦略
直近数ヵ月は次の重大イベントが控えているため、不透明感から買われにくい展開が予想されます。
- 日本国内で9月に控えている自民党の総裁選挙
- アメリカで11月に控えている大統領選挙
が終わるまでは方向性が決まりにくいので、ダラダラと下げる可能性が高いです。
先述した通り、強気になれる材料も今のところ見当たりません。
そのため、今後しばらくの投資方針は静観して売買を控えることにしています。
あくまでも短期の売買をしないという意味で、具体的な立ち回りは
- 今後も大きく下がった株は、余力を残しつつ小ロットで買っていく
- それ以外は、ひたすらホールドして何もしない
という感じです。
実際に今回の大幅下落の際にイー・ギャランティ(8771)という株が、遂に配当利回り3%を超えたので100株購入しました。
ただし、それ以外は、買いたい衝動を抑えて静観しています。
今後さらに大幅下落があれば追撃買いしていきますし、逆にV字回復したとしてもホールドしている株が上昇するので、どちらに転んでも平常心を保てるように備えています。
ちなみに、過去の暴落相場を振り返ってみると、リーマンショックの際は、大底を打つまでに2段下げまでありました。
逆にコロナの際は、アメリカの緊急の財政出動によって世界の株価がV字回復してます。
コロナのV字回復はアメリカ政府が強引に株価を上昇させたようなものなので、それが無ければリーマンショックのような2段下げまであったかと推測します。(要するにコロナのV字パターンは滅多にない)
いずれにしても、2段・3段下げに備えてある程度の資金余力を残すことで、その先の上昇相場で資産拡大を狙う算段で構えてます。
あくまでも私個人の投資方針なので、考え方の一つとして参考になれば幸いです。
本記事は以上になります。
皆さんの投資に、少しでも参考になれば幸いです。
最後に、私の書いた考察通りに必ず株価が動く訳ではありませんので、その点をご了承いただいた上で、投資の際は自己責任でお願い致します。
最後まで御覧いただきありがとうございました。
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