【米国株】長期保有にオススメな優良銘柄3選

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「米国株やってみたいけど、何を買えばいいか分からない。」

「日本株と比べて、米国株って魅力あるの?」

日本株のことはよく知っていても、米国株は遠い存在に感じて、投資し辛いと感じませんか?

ですが、米国株は日本株と比べて圧倒的に優良株が多く、投資しないと本当に損だと断言できます。


なぜそんなことが言えるのか?

そして、どんな銘柄に投資をすればいいのか?


本記事では、米国株の魅力とオススメの銘柄を3つ紹介します。

米国経済の圧倒的な成長性

米国株の魅力の一つは、やはり経済の圧倒的な成長性です。

米国は日本と比べて人口は増加傾向にありますし、世界一のGDPを維持しているだけあって経済は今も拡大しています。

その経済の成長具合と言うのは、株価指数に明確に現れています。

例えば、下のチャートは米国S&P500指数と、日経平均を比べたものになりますが

S&P500のパフォーマンスが良いのは一目瞭然です。

バブル期こそ日経平均が勝っていたものの、その後の30年では天と地の差になってます。


要するに、米国株に投資をした方が、高いリターンを期待できると言うことになります。

驚異の連続増配年数

米国企業は、日本と比較にならないほど株主還元にめちゃくちゃ積極的です。

例えば、配当に着目すると、日本では少し景気が悪くなるだけで平気で減配をかましてきます。

「業績が悪いんだから、株主も我慢するのは当たり前」と言わんばかりの企業が多いです。

しかし、米国企業は業績が悪化しても意地でも増配をして、株主に還元してくれる企業が多いです。

その結果、米国では50年以上も連続増配を続けている会社が、2022年11月現在では48社もあります。

その一方で、日本では30年以上の増配実績があるのは、花王(4452)の1社のみです。

連続増配の年数や実績のある企業数から、日本企業との差は歴然なのが分かります。

長期保有にオススメな3銘柄

ここまで、米国株における成長性や連続増配の凄さをお伝えしてきましたが、具体的にどんな銘柄に投資をすれば良いのか、解説していきたいと思います。

今回は個別株に注目し、50年以上の連続増配実績と利回り3%以上の高配当株を3つ紹介したいと思います。

+αで、営業利益率も確認して収益性もチェックしておきます。

アッヴィ(ABBV)

連続増配年数 51年
配当利回り(2022/11/13) 3.94%

アッヴィは免疫学、腫瘍学分野を軸に製薬を展開する医薬品大手の企業です。

2013年にアボット・ラボラトリーズという130年以上の歴史を持つ医薬品会社から分社化によって誕生しました。

アッヴィの営業利益率は31.9%と、収益力が極めて高い会社です。

日本の医薬品最大手、武田薬品の営業利益率は10.84%であることから、アッヴィの利益率がいかに高いか分かるかと思います。


そして、こちらがアッヴィのチャートになります。

誕生してから右肩上がりで成長を続けており、今後の株価成長にも期待ができます。

 

スリーエム(MMM)

連続増配年数 64年
配当利回り(2022/11/13) 4.48%

スリーエムは1902年創業し、エレクトロニクス、ヘルスケア、通信、自動車など様々な分野で製品を展開している企業です。

米国外の売り上げ比率が50%以上と、海外での収益力が高いことが特徴です。

営業利益率は20.8%と、高水準の収益力です。

そして、こちらがスリーエムのチャートになります。

2000年代から右肩上がりで成長していたものの、米国の利上げ影響をモロに受けており、直近の株価はだいぶ安値圏まで落ちてきた印象です。

私は時間を分散して少しづつ買っており、今後の強気相場で配当と値上がり益のダブルチャンスを狙ってます。

 

アルトリア・グループ(MO)

連続増配年数 53年
配当利回り(2022/11/13) 8.47%

アルトリア・グループは米国で首位のタバコ企業で、世界的でも有名なマールボロのブランドを展開しています。

営業利益率は44.4%と、圧倒的な収益性を誇っています。

同業種である、日本たばこ産業(JT)の営業利益率は21.46%で高水準ではありますが、アルトリア・グループが倍近く差を付けています。

そして、何と言っても注目すべきは8%超えの超高配当な点です。連続増配していて、この高配当はかなり魅力的です。


チャートを見てみると、斜陽産業と言われながらも着実に株価は成長しています。

米国や世界の人口は増え続けていることを考えると、今後も安定した収益が得られ、株価の成長も期待できます。

まとめ

米国は日本企業と比べても、株主還元の姿勢が強く50年以上も連続増配している企業が48社もあることを紹介しました。

そして、その中でも高配当で収益力の高い企業を今回3銘柄紹介しました。

銘柄 連続増配年数 配当利回り 営業利益率
アッヴィ(ABBV) 51年 3.94% 31.9%
スリーエム(MMM) 64年 4.48% 20.8%
アルトリア・グループ(MO) 53年 8.47% 44.4%

今後もし世界的な不況が起きても、安定して配当を増配してくれる可能性が高いですし、収益力の高い企業なので、これからも株価の成長が期待できると思います。

いかがでしたでしょうか。本記事は以上になります。
少しでも投資の参考になれば幸いです。
最後に、私の書いた考察通りに必ず株価が動く訳ではありませんので、その点をご了承いただいた上で、投資の際は自己責任でお願い致します。
最後まで御覧いただきありがとうございました。

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