【暴落を受け入れよ】日経平均リーマンショック超え史上初の下落幅!

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2024年8月5日の日経平均は-4451円史上初の下げ幅を記録しました。

連日の大幅下落が続いたうえに、前人未到の暴落に直面したことで、SNSでは阿鼻叫喚の嵐になっています。

「イヤアァァ!株が下がってるううう」

「政府の新NISAに騙された!」

「株もう辞めます

このように色んな声が飛び交っています。

ですが、これまで13年ほど株式投資を続け、何百・何千回も暴落を経験した私はこう考えてます。

「今売ってはいけないことをオレは知っている」

暴落時にこう考えることで、今まで生き残り、チャンスに変えてきたからです。

株式が成功するか否かは、メンタルコントロールで9割決まります。

「まさかの根性論www」

「さすが昭和w乙乙www」

メンタル重視と聞いても、こう思ったかもしれません。

ですが、事実です。

株式には「稲妻が輝く瞬間に居合わせよ」という格言があり、暴落に煽られて売ってしまうと重大な利益を取りこぼす可能性があります。

本記事では日経平均の暴落ハイライトと、暴落時こそ重要な考え方について紹介します。

リーマンショック超え!日経平均の歴史的暴落

まずは本日のハイライトと、日経平均の暴落理由について解説してきます。

8/5(月)の日経平均は-4451円(-12.41%)ということで、史上1位の下げ幅を記録しました。

そして、本日のストップ安銘柄数は801銘柄と見たことない数になっています。

ストップ安銘柄には、TDK、アドバンテスト、川崎重工業、IHI、伊藤忠商事、東京エレクトロン、三井住友FG、東京海上HDなど、これまで日経平均を牽引してきた優良株が投げ売りされています。

暴落した理由は先週の金曜に引き続き、急激な円高米国相場の急落中東情勢の不安が重なったことでパニックが連鎖して売られているだけの可能性が高いです。

リーマンショックやコロナショックのように、明確に「これが理由!」というものは無いように思えます。

日経平均の現在のチャートはこのようになっています。

指数で今までこんな大陰線は見たことないです。

下の赤点線を引いた30500円のラインが一旦の支持線となりそうです。

この支持線を下回り、3万円を割ると更なる下落を覚悟する必要がありそうです。

個人的には歴史的瞬間に立ち会えて、投資家冥利に尽きる限りと感じています。

稲妻が輝く瞬間に居合わせよ

株式には稲妻が輝く瞬間に居合わせよ」という格言があります

これは株式投資の名著、チャールズ・エリス著の「敗者のゲーム」という本に書かれていた言葉です。

この本ではS&P500において、値上がりしたベスト10日を逃すとリターンは年率11.4% → 9.2%に下がってしまうことを指摘しています。

そして更に、値上がりしたベスト30日を逃してしまえば年率11.4% → 6.4%にまで激減してしまうと言っています。

つまり、ほんの僅かな期間相場に居なかっただけで重要な利益を逃してしまうということです。

この数値はあくまでもS&P500のものですが、日経平均でも同じようにコロナショックやリーマンショックでも、「稲妻が輝く瞬間」がありました。

この急激な下げの後に、数日だけ訪れる上げ相場を逃すと、将来見込めるリターンは大きく目減りします。

当然、ここまでの暴落を受けたら1日や2日で回復することはなく、場合によっては数年停滞することも覚悟する必要があります。

ですが、株式の天井や大底は、機関投資家のプロでも分かりません。

それならば、私たち個人投資家は尚更余計な売買をせず

「暴落を受け入れよ」

と言うことが、今回私が最も伝えたかったことです。

もちろん、あくまでも私の一意見であり、人によって正解が異なることは承知おきください。

本記事は以上になります。
皆さんの投資に、少しでも参考になれば幸いです。
最後に、私の書いた考察通りに必ず株価が動く訳ではありませんので、その点をご了承いただいた上で、投資の際は自己責任でお願い致します。
最後まで御覧いただきありがとうございました。

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