【大チャンス接近中】なぜ暴落した?日本株の相場解説と今後の戦略

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2024年8月2日の日経平均は2216円安と史上2番目の下げ幅となりました。

「新NISAを始めたのに含み損になってしまった!」

「株なんてもう見たくない…」

そんな風に思う人も多いかもしれません。

ですが、暴落は富の源泉と言われるように、滅多にない大チャンスが接近しているということです。

本記事では、日経平均の暴落理由や、暴落時の考え方、今後の戦略について解説していきます。

日経平均が暴落した理由

まずは相場の振り返りと、暴落の理由について解説してきます。

8/2(金)の日経平均は-2216円(-5.81%)ということで、史上2番目の下げ幅を記録。

その日の夜の米国市場は、ダウ平均は-610ポイント(-1.51%)ナスダックは-417ポイント(-2.43%)ということで、大幅続落。

半導体ウェイトが大きい日経平均は、特にナスダックと連動性が高いこともあり、日経平均先物も大幅続落して、-1107円(-3.08%)を付けています。

ということで、恐らく週明けの8/5(月)は1000円以上の下落をする可能性が高いと見ています。(外れてくれると嬉しいんですが…)

今回の暴落の要因ですが、急激な円高米国相場の急落中東情勢の不安が主な要因と推測しています。

要因①:急激な円高

ドル円はたった1週間で8円も円高に振れ、154円→146円と急上昇しています。

1ヵ月で見ると、161円→146円と15円の円高です。

輸出企業の多い日本株にとっては、当然ながら逆風になります。

株式市場は急激な変化に過剰に反応しやすいため、ここ1週間の急速な円高進行によって、日本株に過剰な売りが入ったと見ています。

日銀は金利を0.25%利上げしたのに対し、米国のFRBは9月に利下げを示唆したことで、日米の金利差は急速に縮小。

これが円高を引き起こしています。

今後も日銀は利上げを示唆していて、反対にFRBが利下げを示唆しているので、これらが予定通り実行されれば、円高の進行は継続する可能性が高いです。

要因②:米国相場の急落

冒頭でもお伝えした通り、日経平均はナスダックと相関性が高いのですが、8/1(木)のナスダックは-453ポイントも下落したため、8/2(金)の日経平均は1000円超の大幅安でスタートしています。

最近になって米国は急速に景気後退不安が高まったこともあり、米国株は売り込まれています。

大統領選挙が終わるまでは先行き不透明感から、軟調な相場が続くかもしれません。

要因③:中東情勢の不安

今週、7/31(水)にハマスの最高指導者であるハニヤ氏が死亡したと報道され、中東不安が加速しました。

イスラエルと敵対するハマスですが、指導者が死亡してしまったことで、イスラエルとハマスの和平交渉は決裂。

当然ながら今回の事件はイスラエル側の攻撃によるものと、ハマスは報じています。

ハマスはイランから支援を受けているイスラム組織であるため、間接的にイスラエルとイランの緊張も高まることになります。

中東は世界的な産油国なので、イスラエルの戦火が拡大してしまえば、先進各国の経済にも大ダメージとなるため、このリスク回避が更なる日本株の売りに繋がったと言えます。

狼狽売りは厳禁!暴落をチャンスに変える

今の日本株の雰囲気としては、パニック売りも多く、悲観ムードがめちゃくちゃ強いです。

ですが、こういう時にこそ大チャンスが近いと考えるべきです!

暴落は富の源泉と言われるように、株で成功した多くの投資家は、暴落をチャンスに変えて資産を増やしてきました。

普段、高値で買えない優良株を仕込む絶好のタイミングというわけです。

例えば、直近の暴落相場と言えばコロナショックですが、この暴落をきっかけに億り人は急増しました。

私はまだ億り人には程遠いですが、コロナショックで買えた銘柄が今の主力株になってるので、今回の暴落でもチャンスを待っている状況です。

一方で、暴落相場で一番やってはいけないのは、狼狽売りです。

「損切り」と「狼狽売り」は完全に別モノです。

購入当初のルールや目的を破って、暴落の恐怖で売ってしまうのが「狼狽売り」。

自分が決めた株価の底値ラインを超えて値下がりした際に売るのが「損切り」です。

今一度、購入当初の目的を思い出してみてください。

配当目的で買ったのであれば、株価が上がろうが下がろうが関係無く保有をするべきです。

数年後の値上がり期待で買ったのであれば、今の短期的な下げは関係無いはずです。

今回の暴落で売るべきシチュエーションは、短期投資の値上がり期待で買って、予想外に下がってしまった場合の損切りだけです。

株の運用成績は、テクニックが1割、メンタルが9割と言われるので、上記のことを念頭に落ち着いて考え直してみて下さい。

今後の戦略

今後の私の投資戦略について、参考で紹介します。

結論から言うと、ほとんどの株をホールドし続け、どこかのタイミングで買い増す予定です。

ちなみに、今回の暴落で今のところまだ何も売買をしていません。

私の場合、保有株の大半が配当金を目的に株を買っているので、安定して配当してくれる限り、上がっても下がっても売る予定が無く、アクションが少ないです。

ただし、もし「減配」や「無配」と言った事態に陥れば、その株は売ります。

参考までに現在のポートフォリオを紹介します。

No. 銘柄 保有数 購入目的
1 みずほフィナンシャルグループ 100 配当
2 三菱商事 300 配当
3 ショーボンドホールディング 100 配当
4 JT 100 配当
5 JFEホールディングス 100 配当
6 住友商事 100 配当
7 武田薬品工業 100 配当
8 クラレ 100 配当
9 大林組 100 配当
10 ANAホールディングス 200 値上がり
11 九州旅客鉄道 200 配当
12 東海旅客鉄道 300 値上がり
13 中外製薬 100 配当
14 日本航空 300 値上がり
15 セントケアホールディングス 100 値上がり
16 三菱UFJフィナンシャル・グループ 600 配当
17 三井住友フィナンシャルグループ 200 配当
18 日本取引所グループ 100 値上がり
19 KDDI 300 配当
20 伊藤忠商事 100 配当
21 オリックス 100 配当
22 NTT 2500 配当
23 三井物産 200 配当
24 任天堂 20 値上がり
25 SUBARU 50 値上がり
26 東京センチュリー 440 配当
27 花王 100 配当
28 日本M&Aセンター 100 配当
29 日本ケアサプライ 300 配当
30 沖縄セルラー 300 配当
31 全国保証 100 配当
32 ヒューリック 100 配当
33 日産化学 100 配当
34 東京海上ホールディングス 100 配当
35 SRAホールディングス 70 配当
36 信越化学工業 10 値上がり
37 丸紅 100 配当
38 アサヒグループホールディングス 10 配当
39 iシェアーズ・コア・日経225ETF 3 値上がり

配当目的が8割、値上がり目的が2割くらいで構成しています。

配当目的の株は、連続増配や累進配当をしている銘柄が大半なので、全然売る予定ナシです。

JR東海、ANA、JALはインバウンドによる値上がりを期待して買ってますが、コロナショックによる最悪期を脱してようやく上がり始めているところなので、まだまだホールドです。

この中で唯一、SUBARUは何となくの値上がり期待で買っていたので、手仕舞いしようと思ってます。

買い増し銘柄はまだ決まってませんが、SBI証券の単元未満株の制度を利用して、3回くらいに分けて資金を注入しようと考えてます。

株価の大底は誰にも分かりませんので、一度に買わず余力を残しながら買う方が良いです。

もしバーゲン銘柄を見つけたら、別の記事で紹介します。

本記事は以上になります。
皆さんの投資に、少しでも参考になれば幸いです。
最後に、私の書いた考察通りに必ず株価が動く訳ではありませんので、その点をご了承いただいた上で、投資の際は自己責任でお願い致します。
最後まで御覧いただきありがとうございました。

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