【航空・鉄道株は買い時】決算状況やチャートから目標株価を解説

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10月から国内の旅行支援がスタートしたことで、鉄道株・航空株と言った観光関連の株が軒並み上昇しました。

既にこれらの関連株を持っていて利益確定に悩む人、まだまだ波に乗ろうと考える人、これから買うべきか判断に迷っている人など、様々な思惑があるかと思います。

直近の株価を見ると、急騰が一服して、徐々に話題感が無くなっている状況ですが、私はまだまだ買いチャンスだと考えています。

そこで、本記事では鉄道株・航空株に対して、なぜ今も投資のチャンスと言えるのか解説していきます。

航空2社・鉄道3社の決算状況

2022/10/31~11/1で発表された、第二四半期(2Q)の実績を見てみましょう。

✓航空2社の決算状況

こちらが日本の航空株の代表的な日本航空とANAの決算発表の結果です。

2社とも前年同期比から、凄まじい回復をしており、ANAは3年ぶりの黒字に転換しております。

日本航空は2Qでは最終損益がまだ赤字ですが、通期では黒字予想になってます。


✓鉄道3社の決算状況

鉄道株は、JR東日本、東海、西日本の3社を代表で紹介します。

こちらは見事に3社そろって3年ぶりの黒字となる結果でした。

回復の勢いは航空株の方が強いですが、黒字転換を3社とも達成している鉄道の方が安定感はあると言った状況です。

海外の渡航制限や入国規制が緩和されたばかりなので、今後の業績の伸びしろは、まだ十分に残っている状況です。

チャートと目標株価

航空株と鉄道株の直近のチャート(2022/11/4)から、今後の目標株価を見ていきたいと思います。

目標株価は私の独断であり、設定したもので必ずではないことを、ご了承下さい。

✓日本航空のチャート

航空2社はチャートの相関が高く、下図のように同じような値動きをするので、代表で日本航空の解説をしていきます。


日本航空は直近の上値抵抗線であった2700円をブレイクして、上昇基調にあります。

抵抗線をブレイクしたことで、今後も強い値動きを期待できます。

ただ、この後も抵抗線が2本控えており、それぞれ3000円、3200円付近で、一時的に反落することが予想されます。

しかし、業績の回復基調が続けば、いずれ日本航空の株価はコロナ禍以前の3400円まで到達できると考えます。

同様に、ANAは株価3600円まで到達できると考えます。

✓JR東日本のチャート

鉄道3社も同様にチャートの相関が高いので、代表でJR東日本の解説をしていきます。


直近は上値抵抗線8400円を目前に反落しており、急騰した株価が利食いに押された形になってます。


そして、8400円をブレイクできたとしても、抵抗線が2本控えており、それぞれ9000円、9400円付近で、一時的に反落することが予想されます。

抵抗線によって、目先の株価がすぐに上昇することは無いと思いますが、JR東日本も長期的に見れば、コロナ禍以前の株価10000円まで到達できると考えます。

同様に、JR東海は22000円まで到達できると思います。

JR西日本はコロナ前の株価は9800円ですが、当時の株価は上場来高値を更新していて業績の割に高騰気味であったことを考えると、他の2社よりも完全回復に時間が掛かると判断して、JR西日本は8000円と低めの目標値にしてます。

まとめ

今回紹介した航空2社・鉄道3社の2Q決算業績は全て前年同期比より大幅に上振れて回復基調にあることが分かりました。

コロナ前の株価をもとに、目標株価をまとめると下表のようになります。

目標株価は、1~2年くらいの長期投資を前提に、私の個人の見解で設定してます。

足元の株価は抵抗線に押されて利確されたり、直近で感染者の増加を警戒されて、一時的に下落する展開となっております。

今後もコロナが第8波、9波と続いていけば、そのたびに株価は軟調に推移すると思いますが、コロナが弱毒化していることや、世界的に脱コロナによって規制緩和の動きが強まっていることを考えると、業績はこれからも回復が続く見通しになります。

コロナ前まで業績が回復すれば、株価もその当時の価格まで回復できることが期待できますので、私は航空株・鉄道株を積極的に買う絶好のタイミングと考えてます。

いかがでしたでしょうか。本記事は以上になります。
少しでも投資の参考になれば幸いです。
最後に、私の書いた考察通りに必ず株価が動く訳ではありませんので、その点をご了承いただいた上で、投資の際は自己責任でお願い致します。
最後まで御覧いただきありがとうございました。

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