【ローソク足 組み合わせ】戻りは空まで を解説【実チャート付き】

売買シグナル一覧
概要

下放れて窓を開けた後、窓開けの直前まで回復して価格が戻ってきた場合、その価格帯で上昇の勢いがブロックされ、跳ね返されるように再び下落に転じる傾向が強くなります。
「窓」のことを「空」とも言うことから、このパターンを「戻りは空まで」と呼び、売りシグナルとなります。

チャートのポイント

①:下放れて大幅に下落し、窓を開けたチャートになる
②:窓開け直前の価格まで上昇する(窓埋めする)
③:再び下落に転じる

補足

上抜けた場合は買いシグナル

窓開け直前の価格で跳ね返されず、その価格を上抜けてさらに上昇した場合、下落相場が壊れ上昇相場に転じる可能性が高まります。
この時は買いシグナルとなりますので注意しましょう。

実際のチャート

下図は、窓埋めしてから反落したチャートになります。
窓埋めで反落してから、再び下落トレンドに転じていることが分かります。


一方で、こちらは窓埋めしても反落せず、上抜けたチャートになります。
上抜けてからは、上昇トレンドが継続していることが分かります。

どちらのチャートもポイントで紹介した値動きをしております。

類似パターン

「 戻りは空まで」とは逆に、上放れて窓開けして、窓開け直前の価格まで下落すると反発する傾向が強くなります。このパターンを「押しは空まで」と呼び、買いシグナルになります。

こちらの記事では、「窓」について基本から詳しく記載してます。


ローソクの基本について学びたい方は、下記リンクをご参考下さい。

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