「最近暴落が続いて辛い」
「半導体株なんて業績いいのにずっと下がってる・・・」
こんな状況が続いているかと思います。
しかし、短期的ではありますが買いのチャンスが来ていると考えてます。
そこで、本記事ではチャンスと捉える理由と、銘柄について解説していきます。
なぜ今がチャンス?
今チャンスと考えてる理由は、米国の半導体指数(SOX指数)に上昇の兆しがあるためです。
そのSOX指数が上昇すると考える理由は2つです。
- 抱き線が発生したため
- 2200ポイント付近で下値支持線となって反発しているため
先日の10/13に抱き線が発生してから、大きく反発していることが分かります。
2200ポイントを強烈に意識された結果、今回の抱き線が発生していると思われますが、この抱き線は底打ちのサインとして有名です。
では、なぜSOX指数の底打ちで、日本の半導体株に注目しているかを解説していきます。
✓SOX指数と日本株の関係
そもそもSOX指数は、米国における半導体の設計・製造・流通・販売を行う企業30社の時価総額から算出された指数です。
要するに、米国の半導体株が好調だとSOX指数は上昇します。
そして、日本の半導体関連の銘柄は、SOX指数の影響をモロに受けやすいため、株価の先行指標になります。
こちらのチャートをご覧ください。
日本の半導体関連株の代表である東京エレクトロンとSOX指数を比較したチャートです。
このチャートを見れば、どちらも非常に似たような値動きをしていることが分かると思います。
つまり、SOX指数が上がれば、日本の半導体関連の株も上がることが期待できるわけです。
チャンス銘柄
では、私が考える買いチャンス銘柄を2つ紹介します。
100%上がることを保証しているわけではないので、予めご了承下さい。
今回はチャートのみで予測したテクニカル分析になるので、おおよそ1ヵ月~2ヵ月程度の短期投資を前提としています。
アドバンテスト(6857)
1つ目の銘柄はアドバンテストです。
直近の日足チャートを見ると抱き線が出現していることが分かります。
ただ、出来高が突出して多くないので、そこが少し懸念です。
さらに直近数年間で見てみると、7100円あたりで下値支持線となって反発しているので、ここからの反発が期待できそうです。
もし、抱き線の価格(6600円付近)を下抜けた場合は損切りです。
SUMCO(3436)
2つ目の銘柄は、SUMCOです。
SUMCOも同様に、抱き線が出現していることが分かります。
1700円付近が下値支持線となっているので、ここからの反発に期待できると思います。
もし、抱き線の価格(1670円付近)を下抜けた場合は損切りです。
まとめ
日本の半導体株は、米国のSOX指数に連動する傾向が強いことについて解説してきました。
そのため、SOX指数のチャートに上昇の兆しが見えた今、短期的に日本の半導体も上昇することが期待できます。
長期投資ではないので、もしこれから投資する場合は、あらかじめ損切りの値段を決めたうえで、購入するようにしましょう。
抱き線や、その他のシグナルについて知りたい方は、こちらの記事を参考にして下さい。
ローソクの基礎については、こちらで詳しく解説しております。
いかがでしたでしょうか。本記事は以上になります。
少しでも投資の参考になれば幸いです。
最後に、私の書いた考察通りに必ず株価が動く訳ではありませんので、その点をご了承いただいた上で、投資の際は自己責任でお願い致します。
最後まで御覧いただきありがとうございました。
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