日本の投資家として今日ほど嬉しい日はありません!
ついに34年ぶりに日経平均が史上最高値を更新しました!!
こんな歴史的瞬間を見ることができてテンション爆上がりです!生きているうちに見れて本当に良かった。。
日本はダメだダメだと言われて来ましたが、34年越しにそれを見事に払拭!まさに不死鳥相場!!
本当にたくさんの困難があって、逆境ばかりの長い道のりでしたので、めちゃくちゃ感慨深いです!!
何十年も浪人してようやく合格できた医学部生のような感じでしょうか。
私が生まれた時にちょうどバブルが弾けて、小さい頃からずっとメディアでは不況不況と言われてたので、子供ながらに「日本=不況」という感性が染みついていたと思います。
日本の景気と言えば不況・リストラ・就職難なんかを連想する人が多いかもしれません。
ですが、ついに日本経済は転換点を迎えて、日本株の大相場はようやくスタートしたばかりです!
ここから本格的な上昇が始まると確信しています。
そこで本記事では、日経平均のハイライトと、今後の展望について解説していきます。
「失われた日本経済」34年間のハイライト
日経平均は今日まで本当に逆境の連続だったと思います。
こちらに日経平均チャートと主要な出来事をまとめました。
これらの出来事について簡単にハイライトを解説していきます。
日本株バブルの崩壊
1989年12月にバブルで史上最高値3万8915円を付けて以降、崖を崩れ落ちるようにして暴落。
たった3年で半値以下の1万5000円台を割り込み、-62%という驚愕の落ち込みとなりました。
しかし、この暴落はこれから30年以上に渡るイバラ道の始まりに過ぎません。
ドットコムバブルの崩壊と小泉相場
株価は一旦落ち着きを見せたものの、2000年に米国のドットコムバブル崩壊によって、日経平均もつられて暴落。2003年には7000円台まで落ち込んでます。
当時、私は小・中学生くらいでしたがテレビを見てるとリストラや倒産といったニュースが頻繁にあって、子供ながらに景気が暗かったことは今でも覚えてます。
ですが2005年あたりから、日本経済が少しずつ明るくなります。
当時の総理大臣だった小泉首相が率いる自民党が選挙で圧勝したことで、株価は大きく上昇。いわゆる「小泉相場」によって株価の上昇が続いたことで、2006年には1万17500円まで回復しました。
「100年に1度の世界恐慌」リーマンショック
順調に株価が回復していた2008年、遂にあの100年に1度の世界恐慌と言われる「リーマンショック」が起こります。
日経平均はたった1年で-60%も下落し、再びバブル崩壊レベルの強烈な経済危機が起こったことで、企業は相次いで倒産。
企業の内定をもらっていた就活生は、内定取り消しを通告されるなど、日本経済を暗くする出来事でした。
民主党政権の始まり
リーマンショックで対応が後手に回ってしまった自民党は、2009年の選挙で大敗。
民主党政権が始まり、「ついに日本が変わる!」という国民の期待とは裏腹に、自民党以上に政策が失敗続きとなります。
リーマンショックの影響でドルの信頼感が揺らいだことで、急激に円高が進行。さらに民主党政権はその円高を容認する声明を発表したことで、1ドル=88円という異常な円高状態となりました。
輸出企業の多い日本にとっては大ダメージとなり、株安は進行。
そして2011年3月に発生した東日本大震災で、被災地をはじめ甚大な被害を受けたことで日経平均はさらに暴落します。
保険会社が復旧費用を賄うために海外資産を円に換えるだろうという思惑から、円高はさらに進行。なんと1ドル=76円まで円高となり、企業の経営は窮地に立たされます。
さらに、福島原発のメルトダウン事故により、全国で原発を停止させる流れとなります。かつて優良株の筆頭であった東京電力の大暴落によって、他の電力会社の株価も軒並み暴落。
日経平均は8000円近くまで値下がりします。
東日本大震災から1年経った2012年。徐々に復興の兆しが見え、株価も1万円台まで回復しました。
ですが、再び日本に逆風が吹き荒れます。
今度は中国で反日デモが勃発したことで、中国にある日本企業は破壊されまくり、企業は巨額の損失を被ることとなりました。
幸い日経平均の下げは小幅に留まりましたが、暗いニュースが連続したことで当時は先行きに不安を抱える人は多かった印象です。
「日本経済の転機」アベノミクス
ここまで苦難の連続しかなかった日本経済に最大の転機が訪れます。
2012年12月。民主党から再び自民党へと政権が交代し第二次安倍内閣が発足します。
歴史的なアベノミクスの始まりです。
当時の日銀の黒田総裁が異次元の金融緩和を行ったことで、1ドル=103円台まで急回復。
1万円だった日経平均は、わずか半年で+58%の上昇を見せ、2013年5月には1万5600円まで回復。
一時的に調整局面を迎えながらも、2015年にはついに2万円台まで回復します。
「中国発の暴落」チャイナショック
やはり日経平均は何か運が無いのでしょうか。順調に物事が進むと何かに阻まれる感じがします。
2015年6月に起きたチャイナショックによって、日経平均は半年で-29%の暴落となり1万5000円まで暴落します。
いつしか巨大な経済規模となった中国株の暴落は世界中に波及した格好となりました。
チャイナショックから3年後の2018年。回復に時間は掛かったものの、再び2万円台まで回復します。
2万4000円が心理的な節目となって、そこから3年間は横ばいの値動きが続きながらも徐々に経済は活気づいてきます。
「世界のパンデミック」コロナショック
もう何度目でしょうか…
こういう、「ようやく」と言った場面で、やはり来てしまうのが日本株の暴落です。
2020年2月。世界にパンデミック猛威を振るったコロナショックにより、たった1ヵ月で日経平均は-32%の大暴落。
1万6000円台まで下落し、世界のサプライチェーンは崩壊しました。
しかし、経済崩壊の危機を感じた米国が、異例の緊急措置として金融緩和を発動。
世界経済はV字回復を遂げ、日経平均も急回復します。2020年3月から1年後の、2021年2月には3万円台まで回復しました。
日経平均は史上最高値へ
そこから2年間は横ばいの値動きを続け、2023年5月に33年ぶりに3万1000円まで回復。
2023年の年末には再び上昇の勢いをつけ連日最高値を更新します。
そして2024年2月22日。ついに1989年12月29日につけた3万8915円を突破し、念願の史上最高値3万9098円で終値と付けました。
本当に長らく呪縛を掛けられてような34年間でしたが、そんなクソみたいなジンクスをついに打ち破り、日本経済が打ち勝った歴史的な瞬間だったと思います。
何度蹴落とされても復活した日本株の底力に感服です!
日経平均はまだ上がる!青天井モードに突入!!
まず最初に結論から言うと、日経平均は今後もさらに上昇すると思います。
もちろん一方的に上げ倒すのではなく、一時的に調整が入ると思いますが、テクニカル的に青天井となった今、これまで以上に上げが期待できます。
テクニカルだけでなく、東証の改革やインフレによる株高も期待できます。
これまでが悪すぎたこともあって、想像付かない人も多いかもしれませんが、株価というものは時間と共に高値を更新するのが当たり前です。(ただし、新興国の株価は違います)
例えば、米国のダウ平均、ドイツのDAX、イギリスのFTSEなどの代表的な株価指数を見てみましょう。
これらは日経平均の海外版みたいなものですが、この34年間でダウ平均は17.8倍に成長し、ドイツDAXは13.2倍、イギリスFTSEは4.3倍まで上昇しています。
30年以上の歳月があれば、これらはいたって普通の上昇と言えます。
日本はバブル時に想定以上に高騰してしまったせいで、下落も激しく更新までに30年以上掛かりましたが、過去の最高値というフタが無くなった今は、海外と同じように順調に成長していくはずです。
つまり日本株も、海外と同じように普通の上昇が続いて高値を更新し続けるということです。
この30年間に不運が重なりすぎたことは否めませんが、それらを全て乗り越えた日本経済・企業の下地は盤石です。
今の株価は、バブルの時と違って業績が伴って株価が上がっているので、自然な上昇です。
私の独断と偏見ですが、これからは見たことも無い大相場が待ってると思いますので、引き続き保有株をガチホして応援したいと考えてます。
本記事は以上になります。
皆さんの投資に、少しでも参考になれば幸いです。
最後に、私の書いた考察通りに必ず株価が動く訳ではありませんので、その点をご了承いただいた上で、投資の際は自己責任でお願い致します。
最後まで御覧いただきありがとうございました。
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