【ガチホ推奨】2024年おすすめETF3選!買ったら放置でOK

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2024年が始まって2ヵ月が経ち、今年買う銘柄を本格的に考える人も多い時期かと思います。

とは言え、どんな銘柄を選べばいいか分からない…

そのように悩む人は、是非読み進めて下さい。

2024年から買って長期保有をすることで、大きな上昇が期待できるETFを紹介するので、参考になると思います。

「卵を一つのカゴに盛るな」という投資の格言があるように、1つの銘柄に集中投資するのではなく、複数の銘柄を買って分散投資しなければ、一度の暴落で市場から退場する事態になりかねません。

複数の銘柄を買うには、ある程度の資金が必要ですし銘柄選定も大変ですが、ETFを活用すればカンタンに分散投資が可能です。

そこで本記事では、ETFがどんなものなのか解説して、オススメのETFについても紹介します。

ぜひ最後まで読んで参考にして頂ければ幸いです。

ETFとは?メリット・デメリットを解説

ETFとは上場投資信託のことで、株式と同様に、相場が開いている時間帯はリアルタイムに値動きして売買が可能な投資商品です。

ETFの代表的なメリットは以下の3つです。

  1. 株と同じように相場で売買ができる
  2. 少額で複数の銘柄にまとめて分散投資できる
  3. 株以外の様々な商品に投資ができる


メリット① 株と同じように相場で売買ができる

冒頭でも説明した通り、ETFは株と同じように売買がしやすいのがメリットです。

投資信託だと、注文してから約定するまでに1日ないしは数日掛かりますので、頻繁に売買ができません。

相場の値動きやニュースに合わせて、いつでも売買できるのは大きな利点と言えるでしょう。

メリット② 少額で複数の銘柄にまとめて分散投資できる

ETFは1つ買うだけで、複数の銘柄に一括投資することが可能です。

「まとめ買いセット」と言った感じで、ETFの種類によっては、米国全ての上場企業に投資できたり、高配当株のみを集めた銘柄に投資できたりします

多いもので数千の銘柄で構成されてたりしますので、リスク分散にも非常に有効的です。

自分でそれらの銘柄を買おうとすれば、1株ずつでも莫大な資金が必要になりますが、ETFなら少額でまとめて投資が可能です。

メリット③ 株以外の様々な商品に投資ができる

ETFは指数やコモディティ、債券など株以外の商品にも投資が可能です。

例えば、日経平均や米国S&P500のような、指数に価格が連動するETFを買えば、その国の成長に投資をすることができます。

金、穀物、原油のような、コモディティ価格に連動するETFであれば、先物を買わなくても簡単に投資が可能です。

社債や国債のETFであれば、誰でも簡単に債権に投資をすることができます。

これら特殊な商品でも、ETFであれば株と同じように売買ができて、銘柄によっては利回り(配当)を受け取ることができます。

デメリットは経費率

ETFのデメリットを唯一挙げるなら、経費率と呼ばれるコストがあることです。(投資信託でも経費率は掛かります。)

経費率は、投資家が支払うコストなので低いほど良いです。

株式に経費率は無いのに、ETFや投資信託に経費率が発生するのは何故でしょうか?

それは、ETFや投資信託の運用会社が、日々銘柄を入れ替えたり、銘柄の比重を調整するための手間が掛かるからです。

その際の管理費用として、経費率が発生します。

日割り計算で自動で徴収されますが、経費率は安いもので年0.1%以下ですが、高いものでは年1.0%を超えます。

例えば、経費率が0.1%であれば、ETFを10万円購入しても年間で100円しか掛かりませんが、経費率が1.0%であれば、年間で1000円も掛かる計算です。

このコストも頭に入れてETFを選定するようにしましょう。



オススメETF①:バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)

最初にオススメするETFは、バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)です。

このETFを1つ買うだけで、米国に上場しているほぼ全ての企業(約3800社)に投資することができます。

VTIは積立投資で紹介されることが多いですが、今年は積立とは別に2024年から積極的に買っていきたい銘柄です。

米国に上場しているETFなので、購入する場合は米国株口座の開設が必要ですが、楽天証券やSBI証券、マネックスなど、ほとんどのネット証券で取り扱っています。

VTIの簡単な概要は以下の通りです。

運用会社 バンガード社
経費率 0.03%
直近配当利回り 1.35%

経費率は0.03%と格安に設定されておりますが、分配金(配当)は1.35%と高いとは言えません。

上位10社の構成銘柄は以下の通りで、アップルやマイクロソフト、エヌビディアなど世界の人が知っている企業が名を連ねています。

VTIの直近10年間のチャートは次の通りで、綺麗な右肩上がりで成長しています。

上場来高値を付けているため、天井を警戒する人もいるかもしれませんが、2024年はまだ上昇のまだまだ上昇すると考えてます。

その理由について解説していきます。

1. 大統領選挙の年は株価が上昇しやすい

1つ目の理由は、今年が大統領選挙の年だからです。

大統領選挙の年は、現職の大統領が再当選を勝ち取るために、景気刺激策を打ち出して株高に振れる傾向が強いです。

次の資料が示すように、過去の大統領選挙の年ではSP500の平均騰落率が+10%のパフォーマンスとなっていて、勝率や上昇率が共に高いことが分かります。

2000年はドットコムバブルの崩壊、2008年はリーマンショックがあったように、歴史的な暴落があった年はさすがにマイナスを記録してます。

しかし、そのような大事が起きない限り、米国株は全体的に上昇する期待値が高いため、VTIにとっても追い風だと言えます。


2. FRBの利下げ期待

2つ目の理由は、FRBが今年ついに利下げをする可能性が高いためです。

利下げとは金融緩和のことで、株高に直結するような政策であるため今年の米国株の上昇期待値が高くなります。

利下げによって金利が低くなれば、企業は銀行への返済利息が少なくなるうえ、設備投資などの借り入れも積極的に行われるため資金が循環して、株高になりやすいです。

逆に利上げによって金利が高くなれば、銀行への返済利息が多くなるので、利息が企業の財務を圧迫して業績悪化による株安になりやすいです。

2022年3月から始まった急激な利上げによって、米国株は約2年ほど冴えない展開が続いてましたが、2023年末に利下げ期待が高まったことで、2024年は年初から大きく反発しました。

今はまだ利下げ実施の不透明感が残る状況なので、今後FRBから具体的な方針が提示されれば、米国株は更に上昇して、VTIも上昇の恩恵を受けると思います。

オススメETF②:iシェアーズ・コア 日経225 ETF(1329)

最後にオススメするETFは、iシェアーズ・コア 日経225 ETF(1329)です。

日経平均に値動きが連動するETFで、東証に上場しているので、日本株の口座から購入が可能です。

概要は以下の通りです。

運用会社 ブラック・ロック社
経費率 0.045%
直近配当利回り 1.35%

世界最大のヘッジファンドであるブラックロック社が運用していることもあって、経費率は0.045%と日本に上場しているETFの中ではトップクラスの安さです。

配当は年に2回貰えて、直近の利回りは1.50%と低めですが、インデックスであれば標準的な利回りです。

上位10社の構成銘柄は以下の通りで、日経平均と同じ構成銘柄・比率になっています。

直近のチャートはこちらです。

つい先日、34年ぶりに市場最高値を更新したことで、テクニカル的には青天井の状態ですが、それ以外にも今後の上昇に期待できる要因がいくつかあります。

では、なぜ日経平均が買いなのか解説していきます。

1. 東証のPBR改善要求

1つ目の理由は、東証のPBR改善要求です。

2023年3月から東証は全ての上場企業にPBR1倍割れの改善要求をしてきました。

それにより、これまで株主還元を怠っていた企業が、自社株買いや増配を積極的に行うようになり、株価はこの1年で大きく上昇しました。

よく「PBRが1倍以下」=「割安」と言われますが、別の見方をすれば「投資に値しない魅力の無い会社」とも解釈できます。

そんな魅力の無いPBR1倍割れ企業が、なんと上場企業のうち50%も占めている状態であったため、東証が喝を入れて活性化を促したという経緯です。

その方策が見事に好転して、2023年からどの企業も相次いで株主還元を大々的に実施してきており、2024年3月期の配当総額は16兆円と過去最高となる見通しです。2022年の3月期の配当総額が12兆円だったことを考えると明らかに増配していることが分かります。

決算を見ても最近は増配・自社株買いを発表する企業が多くなり、その度に株価は大きく上昇して市場は好感。その流れが日本市場全体を押し上げて、2023年から1年で日経平均は+32%と強烈な上昇をしています。

 

2. 流入する海外マネー

2つ目の理由は、海外マネーが日本に流入しているためです。

日本市場は海外投資家が7割占めているので、海外マネーをいかに呼び込めるかが、日本株上昇のカギになります。

2024年2/16日時点で、海外投資家は7週連続の買い越しをしており、海外マネー流入による日本の株高が顕著に表れています。

また、東証の売買代金は連日5兆円・6兆円超えが当たり前になっていて、2023年あたりが3兆円程度だったこと踏まえると、この1年で明らかに海外投資家から注目されていることが分かります。

最近では上海に上場している日本株ETFに中国マネーが殺到して、売買停止になったことが話題になりました。中国の経済が冷え込んだことで、国内の投資先を失った中国マネーが好調な日本に流入して、日本株の上昇に拍車を掛けているようです。

 

3. デフレからの脱却

3つ目の理由は、30年以上続いた日本のデフレがようやく終了したことです。

ついにインフレが始まることで、日経平均の上昇に寄与すると思います。

インフレになれば、企業収益は上がり社員の賃金も上がるという好循環が生まれ、経済が成長していくためです。

本来、正常な経済状態であれば緩やかにインフレするもので、日本以外の先進国は長期的に緩やかなインフレ傾向にあります。

昨今の米国やEUで起きている急激なインフレは警戒するべきですが、今日本で起きている緩やかなインフレは歓迎すべき現象です。

日本は長年のデフレで賃金が上がらない課題を抱えてきましたが、インフレの影響によって2023年の賃上げは率は+3.6%で、平均1万1245円の上昇を記録しており、1994年以来29年ぶりの上昇となりました。

図を見ても分かる通り、長らく低迷していた賃金が、最近になって大きく上昇して変化が始まったことは明白です。

このインフレ・賃上げの流れが継続することで、経済は活性化して企業業績も向上、結果的に日経平均の上昇に繋がると考えてます。

オススメETF③:iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF(AGG)

最後にオススメするETFは、iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF(AGG)です。

このETFを買えば国債、地方債、社債など米国の中でも特に信用力の高い債券にまとめて投資することが可能です。

デフォルトリスクが低いため、下落耐性が強いうえに、安定的に配当を受け取れることが魅力のETFです。

こちらも米国に上場しているETFなので、購入する場合は米国株口座の開設が必要ですが、VTIと同様にほとんどの大手ネット証券で取り扱っています。

概要は次の通りです。

運用会社 ブラック・ロック社
経費率 0.03%
直近配当利回り 3.24%

経費率は0.03%と格安で、直近の配当利回りは3.24%と高配当状態になっています。

株よりも安全な債権で3%以上の利回りが狙えるのは非常に魅力的です。

続いて、構成銘柄を見ていきましょう。

主な投資先は米国債ですが、その他にも政府や自治体が発行する信用力の高い優良債権を中心にバランスよく構成されています。

このようにETFによっては、買えば色んな国債に分散投資できるので非常に便利です。

チャートはこちらの通りで、2021年をピークにして大きく下落しています。

調子が悪そうに見えるAGGですが、なぜ今年オススメの銘柄なのか解説していきます。

 

1. 利下げ期待による価格上昇

1つ目の理由は、FRBの利下げにより国債価格が上昇する期待値が高いためです。

VTIでも紹介したように、利下げでは株高が期待できますが、同時に国債価格も上昇しやすいです。

金利と国債価格は逆の値動きをする性質があり、

  • 金利が上がれば国債価格は下落
  • 金利が下がれば国債価格は上昇

という逆相関性があります。

つまり、FRBが示唆しているように、本当に利下げが行われた場合は国債価格は上昇してAGGにも追い風となります。

最近は米国の強すぎる経済を背景に、利下げ観測が後退して直近では横ばいの値動きとなってますが、利上げは打ち止めになっているので、これ以上暴落する可能性は低いと見ています。

 

2. 2023年は150年ぶりの最悪局面だった

2つ目の理由は、2023年は米国債券の投資家にとって150年ぶりの最悪局面だったことが理由です。

つまり、悲観ムードの強い今がまさに買い場だということです。

2022年の急激な利上げによって、米国債は大暴落をしてきました。

その影響で、国債を大量保有していた米国の銀行は2023年に相次いで倒産。

下のグラフでも示すように、2023年の国債投資のリターンは-17.3%となって、1871年から150年の歴史の中で最悪を記録しました。

リーマンショックの影響で最悪の年を呼ばれた2009年の-15.2%よりも、-2%以上も悪い結果となってます。

国債価格は2023年末の大底から反発しつつありますが、米国債の市場は依然として悲観ムードが根強いです。

「強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」

という相場の格言があるように、今の悲観局面でこそ買い向かうチャンスだと考えます。

まとめ

ETFは複数の銘柄にまとめて分散できて、株式と同じようにリアルタイムで売買できる便利な投資商品です。

そして、2024年は次の3つをオススメのETF銘柄として紹介しました。

  • バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)
  • iシェアーズ・コア 日経225 ETF(1329)
  • iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF(AGG)

これらは2024年から買って、長期で保有を続ければリターンを得られる可能性が高いです。

目先1, 2ヵ月の値動きは気にせず、数年ホールドを続けることができれば高いリターンが見込めると考えてます。

ですが、急いで大量に買ったり、自分のリスク許容度を超えてた投資をしないように注意してください。

本記事は以上になります。
皆さんの投資に、少しでも参考になれば幸いです。
最後に、私の書いた考察通りに必ず株価が動く訳ではありませんので、その点をご了承いただいた上で、投資の際は自己責任でお願い致します。
最後まで御覧いただきありがとうございました。

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