概要
下落相場で大陰線が出現し、翌日に現れた陽線が大陰線の中にスッポリと収まった形を「陰の陽はらみ」と呼びます。
陰の陽はらみ出現の翌日、上寄りの陽線が出現すれば買いシグナルとなり、相場の底値打ちが期待できます。
チャートのポイント
![](https://over-30-money-hadou.com/wp-content/uploads/2022/02/1-4.jpg)
①:下落相場で大陰線が出現する
②:①の大陰線の実体に収まる陽線(はらみ線)が出現する
③:上寄りの陽線が出現する
(②の終値よりも、③の始値が高い状態)
補足
![](https://over-30-money-hadou.com/wp-content/uploads/2021/10/2-2.jpg)
はらみ線とは、翌日のローソク足が、前日のローソク足の中に収まっている状態のことを言います
![](https://over-30-money-hadou.com/wp-content/uploads/2021/10/3.jpg)
大陰線の実体に陽線が収まらないと、はらみ線とならないので、シグナル不成立
![](https://over-30-money-hadou.com/wp-content/uploads/2021/10/4.jpg)
陰の陽はらみの翌日、陰線が出現した場合は、依然続落の可能性が高いため、買いはNG
類似パターン
コンコルディア・フィナンシャルグループ(7186)
’20/8/3に陰の陽はらみのシグナル出現を確認しました。
![](http://over-30-money-hadou.com/wp-content/uploads/2021/01/0.jpg)
陰の陽はらみ出現後に上寄りの陽線が出現しており、綺麗な形のシグナルとなっております。
![](https://over-30-money-hadou.com/wp-content/uploads/2021/01/544f2c4c1c9bf0b25bbd4d1ab9afb580-1.jpg)
6ヵ月グラフより、1ヵ月半の下落相場が続いた後にシグナルが出現し、上昇基調に転換していることが分かります。
ローソクの基本について学びたい方は、下記リンクをご参考下さい。
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