陰の陽はらみ

売買シグナル一覧
概要

下落相場で大陰線が出現し、翌日に現れた陽線が大陰線の中にスッポリと収まった形を「陰の陽はらみ」と呼びます。
陰の陽はらみ出現の翌日、上寄りの陽線が出現すれば買いシグナルとなり、相場の底値打ちが期待できます。

チャートのポイント

①:下落相場で大陰線が出現する
②:①の大陰線の実体に収まる陽線(はらみ線)が出現する
③:上寄りの陽線が出現する
(②の終値よりも、③の始値が高い状態)

補足

はらみ線とは、翌日のローソク足が、前日のローソク足の中に収まっている状態のことを言います


大陰線の実体に陽線が収まらないと、はらみ線とならないので、シグナル不成立


陰の陽はらみの翌日、陰線が出現した場合は、依然続落の可能性が高いため、買いはNG

 

類似パターン

陰線の実体に陰線が収まるパターンを「陰の陰はらみ」と呼び、この場合も上寄りの陽線が出現すれば、買いシグナルとなります。


上位で陽線の実体に陰線が収まるパターンを「陽の陰はらみ」と呼び、この翌日に下寄りの陰線が出現すれば、売りシグナルとなります。


上位で陽線の実体に陽線が収まるパターンを「陽の陽はらみ」と呼び、この翌日にカブセ線が出現すれば、売りシグナルとなります。

コンコルディア・フィナンシャルグループ(7186)

’20/8/3に陰の陽はらみのシグナル出現を確認しました。

陰の陽はらみ出現後に上寄りの陽線が出現しており、綺麗な形のシグナルとなっております。

6ヵ月グラフより、1ヵ月半の下落相場が続いた後にシグナルが出現し、上昇基調に転換していることが分かります。


ローソクの基本について学びたい方は、下記リンクをご参考下さい。

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