2013/5/22 に 陽の陰はらみ が出現してます。
上の5ヵ月チャートを見ると、上昇相場で 陽の陰はらみ が発生した翌日に、下寄りの陰線が出現しており、そこから下落相場に転換していることが分かります。
ここでもう少しチャート範囲を広くして、陽の陰はらみ が発生するまでの上昇していた期間を確認してみましょう。
上の1年チャートを見ると、7ヶ月間上昇が続いたところで 陽の陰はらみ が出現し、そこから4ヵ月間下落していた傾向を見ると、確かに 陽の陰はらみ が天井シグナルであったことが分かります。
しかし、2013/9/17 以降再び上昇に転じているので、長期の売りポジションは禁物であることも読み取れます。
次はさらに範囲を広くして、線チャートで見てみましょう。
上の5年チャートを見ると、2010/1/5 に株価が6000円付近で下落しており、そこから長らく横ばい期間を経て、再び6000円に挑もうとした結果、やはり売り圧力に押され 陰の陽はらみ が形成されたと思われます。
しかし、下値は株価4000円付近で買い勢力に何度も支えられて反発しており、2013/9/17の反発を切っ掛けに一気に株価が急騰し、6000円を上抜けて上昇をし続けております。
以上より、短期チャートでシグナルを確認 ⇒ 長期チャートを見て過去にどの価格帯で反発・反落を繰り返しているかを確認 という順序で分析すると売買精度は格段に上がると思います。
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