カブセ線

売買シグナル一覧

概要

陽線が出現した翌日、上放れして始まった相場が下落して陽線に食い込み、陰線となって大引けしたパターンをカブセ線と呼びます。
短期で急騰した相場や、高値圏でカブセ線が出現した際は売りシグナルとなります。

チャートのポイント

カブセ線が発生すると売りシグナルになりますが、発生頻度は比較的高く、発生しても尚上昇を続けるダマシの場合も多いので、下記①、②のポイントで本物を見極めます。

①:図のように短期間で急伸して過去数ヵ月、数年の高値を更新した状態で相場でカブセ線が発生する。

②:カブセ線の出現時に出来高が急騰している

実際のチャート】マネックスグループ(8698)

実際のチャートを紹介します。

概要でも説明した通り、こちらのチャートでも①、②のポイントで本物のカブセ線の特徴が確認できます。

①:短期間で株価が3倍以上に急騰しているところでカブセ線が発生している

②:カブセ線発生時の出来高が急増している


下の1年チャートを見ると、カブセ線が発生したあたりの株価が天井となって株価が下落していることが分かります。

類似パターン


「上げ足の差し込み線」は上昇相場でのカブセ線に対して、差し込み線が出現したパターンで、この場合は一転して買いシグナルとなります。


ローソクの基本について学びたい方は、下記リンクをご参考下さい。

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