酒田五法の1つである「下放れ捨て子線」について、実際のチャートも使って
非常に分かりやすく解説していきます。
概要
下落相場で陰線に対して下放れた十字線が出現し、翌日さらに下放れした陰線が現れたパターンを「下放れ捨て子線」と呼び、売りシグナルとなります。
下落相場に拍車が掛かり、続落する可能性があります。
チャートのポイント

①:下落相場で陰線が出現する
②:下放れた十字線が現れる
③:下放れた陰線が出現する
実際のチャート:大日本印刷(7912)
下放れ捨て子線による、下落率の結果です。
- 一番底までは2週間掛かり、21%下落
- 二番底までは5ヵ月掛かり、34%下落
【チャート】
①:下落トレンドの途中、下放れた十字線が出現します。

②:さらに下放れた陰線の出現により、下放れ捨て子線の完成です。

③:下放れ捨て子線の出現から、2週間で一番底に到達し、21%下落しました。(510円安)

④:さらに下放れ捨て子線の出現から、5ヵ月で二番底(大底)に到達し、34%下落しました。(807円安)

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